子供へのヒアリングを通じた意見聴取に関する実践事例集
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子供が余裕をもって作文(志望理由)を書くことができるよう、夏休み前に募集を開始し、夏休み終了後に締切を設定した。遠方からの参加者については、経済的な理由が参加•こども編集者は、約1.5か月の期間をとって募集•参加者の多様性を確保するため、様々な媒体を使って広く都民に周知•具体的には、知事定例記者会見、報道発表、広報東京都への記事掲載、子供の使用頻度が高いSNSでの発•選考委員会を設置し、編集活動への理解、意欲や経験等を踏まえて、選考基準に基づき選考•参加者の多様性に配慮しながら、多様な属性・特性を持つ子供を選定〈募集チラシ〉•区部、多摩、島しょ地域からの参加など地域バランスを考慮、•採用決定通知とともに、参加者には以下の同意書を取得事業概要意見聴取意見反映フィードバック広報(3)子供募集ア募集概要こども編集会議に参加する都内在学又は在住の小学生から高校生相当までの約30名を公募イ募集内容①期間②募集案内信、学校・フリースクール・企業・団体等へのチラシ配布などを実施ウ選考インターナショナルスクールに通学、海外の生活経験、ハンディキャップなどエ同意書個人情報の第三者への提供に関する同意書、著作権に関する同意書等第二部子供へのヒアリング実践手法の紹介の障壁にならないように支援を行った。69事例2︓事業の企画段階におけるヒアリング(東京都こども基本条例ハンドブック)

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