子供へのヒアリングを通じた意見聴取に関する実践事例集
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•子供への合理的配慮だけでなく、エンパワメントの視点からヒアリングを運営できるように心がける。事業概要意見聴取意見反映フィードバック広報困難の種類不登校/いじめ学校に関すること、友人関係貧困虐待日本語を母語としない子供ルーツによる差別、言語による悩みヤングケアラー家庭での生活環境障がいその他注視する点ヒアリングで配慮する点第二部子供へのヒアリング実践手法の紹介③特定の困難な状況にある子供への配慮•偏見や先入観にとらわれた発言や言動を確実に避けると同時に、子供が置かれている困難な状況について寄り添う姿勢を持つことを心掛ける。家庭での生活環境家庭での生活環境、痣や震えなど介助者/保護者ではなく、子供自身の意見を聴く家庭での生活環境、友人関係など学校とは関係のない場所で実施する経済的貧困を直接的に尋ねるのではなく、文化や人間関係、生活習慣なども含めて貧困を探るPTSDへ配慮し、直接的に虐待のことを尋ねない保護者への同意は必須とせず、施設の運営スタッフ及び本人の同意を取得する必要に応じて、やさしい日本語や英語を使用したり、母語での意思疎通のため通訳サポートを得るなどする(本人が認知していない可能性が高い)必要に応じて、介助者や保護者にコミュニケーションのサポートを得るものの、子供自身の表現に注目する状況に応じた配慮が必要34事例1︓子供の居場所へのアウトリーチ型ヒアリング

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