•もっと知りたいという姿勢を子供に分かるように見せられるとよいⅤ 子供の声を聴く心構えと責任<子供の意見は全て大切>•大人を試すような言動をする場合があるが、そうした言動を否定す•「この人は話しても大丈夫」と思わなければ本音を話してくれない<安全・安心な環境づくり>•話したことが誰にもバレない、「大人の喜ぶ答えってなんだろう」と考えなくてもいい、という安心感を子供が感じられなければ、子供の声は表面的にしか聴くことができない•子供が言いたくないことを深掘りして聴かない(子供の最善の利益•無理に意見を引き出そうとせず、子供が話したくなるまで「待つ」意見を言えなくても、参加するだけでも良い(自己決定権を尊重)あいづち︓聴いてもらえているという安心感につながる一方、打ち過ぎは「関心が目を合わせる︓関心を持ってもらえていると伝わる、緊張させてしまうこともある。声のトーン︓落ち着いて聞こえること、関心があることを伝えるトーンを意識話すテンポ︓速すぎても聞きづらいが、遅すぎてもイライラを呼び起こしてしまう。姿勢や身体の向き︓真正面で向き合うと緊張させることがある。斜めや横など、直接に目が第二部子供へのヒアリング実践手法の紹介Ⅱ「ファシリテート」と「アドボケイト」の理解•ファシリテーターは、アドボケーターでもある。•Facilitate(ファシリテート)≫「手助けする、やりやすくする」•Advocate(アドボケイト)≫「代弁、支援、擁護」•子供が話しやすくするだけでなく、聴いた声を子供に代わって責任をⅠ声を聴くということ•子供の声を聴くことは、子供の権利を擁護するための重要な取組•「どうせ、大人に何を言っても・・・」と思っている子供もいる•子供の声を真剣に聴こうとする大人がいること、聴いた声を活かしてⅢコミュニケーションの構成要素について知る•100人いれば、100人への関わり方がある。相手に心地よいコミュニいこうとする姿勢を見せ、子供に感じてもらうことが大切もって伝える役割が求められる。ケーションを探すことが大切ない」「飽きている」という表れと捉えられることもある。合わない位置の方が話しやすい子供もいる。話に必要な知識の習得とスキルの向上を図った。(受託者である一般社団法人TOKYO PLAY が研修を実施)Ⅳ「声にならない声」を聴き取る•子供の言葉の背景を理解しようとすることが大切Ⅵ 子供にとって安全・安心な環境づくり•ヒアリング前にファシリテーターと子供との間でのルールを共有(「何を話してもOK」「誰が何を言ったのか、この場所以外では例︓「公園にジェットコースターが欲しい」→「公園で許されている遊び方よりも、もっとスリルがあってドキドキできるようなことをして遊べる場所が欲しい」るのではなく、まずは子供の気持ちを受け止めることが大切を守る姿勢が不可欠)秘密」「疲れたら休んでいい」「意見を言わなくてもOK」等)•意見を引き出すことに躍起になって、子供のペースを乱さないこと•子供を危険にさらすことが無いように、ヒアリング業務に関わる人全てが理解しておくべき項目を確認(セーフガーディング)32事例1︓子供の居場所へのアウトリーチ型ヒアリング②ファシリテーション研修•本事例では、全てのファシリテーター及び補助者に対して、「ファシリテーション研修」を実施し、子供との対
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