子供へのヒアリングを通じた意見聴取に関する実践事例集
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•ファシリテーターと補助者の2名を配置•ファシリテーターは、ヒアリングの進行を中心的に行い、ヒアリング全体を統括•補助者は、ヒアリングを補助する者として、記録や進行を補助•今回、プレーパークや青少年交流センター、学校など、0〜18歳の子供と対話する業務に従事した経験を•当日のヒアリングは以下の流れで進行•1時間前に到着し、出来る限り子供とコニュニケーションを図り、関係性の構築に努める•近くにいる子供に自己紹介をしたり、お菓子や飲み物を用意するなど、子供が気軽に話しやす•ヒアリングの目的や進め方に加え、子供の権利や倫理的配慮について説明•子供の緊張を解くため「今日の夜に食べたいもの」「大変だった夏休みの宿題」等、話しやすく•タブレットを用い、選択式のアンケートに回答•成長・発達段階に応じた2種類を用意(質問内容は共通)•ヒアリングテーマをカードにし、子供が選んでもらうなど、楽しくヒアリングを行う•子供の意見は模造紙と付箋を用いて記録(一人ひとりの参加者の声が公平に可視化され、さら•子供の集中力や会話の流れを見ながら、45分経過しなくても適宜終了•ヒアリングを受けた感想や言い残したことを話せる時間を設け、倫理的配慮を改めて確認する10分事業概要意見聴取意見反映フィードバック広報カヒアリングの実施①実施体制3年以上持つ既存の技能者で構成②ヒアリングの流れ詳細時間10分10分5分45分第二部子供へのヒアリング実践手法の紹介内容ヒアリング開始前オープニングアイスブレイク事前アンケートヒアリングクロージングい雰囲気をつくる自己紹介を中心としたアイスブレイクを実施なる意見を出しやすい環境をつくる)ー23事例1︓子供の居場所へのアウトリーチ型ヒアリング

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