•本事例では全てのファシリテーター及び補助者に対して事前研修を実に説明。常に見える位置に置く事業概要意見聴取意見反映について話せるようにするフィードバック広報(1)事例概要第二部子供へのヒアリング実践手法の紹介1.実施目的•子供が普段過ごしている様々な居場所に足を運び、様々な環境にある子供が本音を話しやすいような工夫を凝らし、自由な意見や生の声を把握し、子供政策に反映させることを目的として実施2.ヒアリング人数•601名(小学年生︓322名、中学生・高校生相当︓279名)3.実施時期•令和5年8月から11月まで4.ヒアリングテーマ•前年度の意見聴取で子供から多くの意見が寄せられた「悩みの相談」5.実施施設「学習環境」「遊び場・居場所」に重点化してヒアリングを実施悩みの相談困ったときの相談相手、相談窓口等の利用経験、どういう環境なら相談しやすいか等学習環境日頃どこで勉強しているか、現在の学習環境への不満、どういう場所やサポートがあると学びやすいか等普段の遊び場・居場所、安心できる場所の有無、遊び場での困りごと、どういう場所があるともっと楽しく過ごせるか等遊び場・居場所区分人数児童館ユースセンター78子供劇場プレーパーク学童クラブ子供食堂区分区分人数49児童養護施設30日本語教室72学習支援拠点61各種支援団体28計59フリースクール27人数96フリースペース55放課後等デイサービス1814146016.実践手法•体制︓ファシリテーターと補助者の2名を基本配置•形式︓ワークショップ形式が基本(難しい場合はインタビュー形式)•聴き方︓半構造化面接で実施(質問軸のもと、反応に応じ質問を変更)•進め方︓①ファシリテーターの問いごとに、子供が7.ファシリテーション•子供は思っていることを上手く言語化出来ないこともあるため、ファ8.子供のセーフガーディング•子供の権利に反する行為を防止し、安全・安心なヒアリングを行うた9.子供へのフィードバック•寄せられた意見とその反映状況を分かりやすい表現でまとめたパンフ<「3つのやくそく」カード>安心感を与えるため、ヒアリング前付箋に意見を書き込み、模造紙に貼る②出た意見をファシリテーターが掘り下げ、内容を付箋に書き込み、模造紙に貼るシリテーターの重要性は極めて高い。施し、必要知識の習得とスキル向上を図っている。め、倫理的配慮や困難な状況にある子供への配慮が不可欠レットを作成し、ヒアリングに参加した子供たちにフィードバック<「ヒアリングテーマ」カード>机上に置き、子供が好きなテーマ16事例1︓子供の居場所へのアウトリーチ型ヒアリング
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