子供へのヒアリングを通じた意見聴取に関する実践事例集
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中高生向け事業概要意見聴取意見反映フィードバック広報第二部子供へのヒアリング実践手法の紹介ページテーマ︓私達の居場所キャッチコピーテキスト<デザイン案>〈子供の意見〉テキスト(文章)︓・新しい遊び場を探そうと思うと今の遊び場はどこも有料・有料の遊び場はカラオケ、ファミレスという感じ・公園は小さい子供たちがいるため気を遣うので遠慮してしまう。キャッチコピー︓キャッチコピー方向性︓・ポジティブなキャッチコピーがいい。キャッチコピー案︓・あなたは居場所を求めることができる・心地よく過ごせる場所って自分達で作るしかないの︖等〈子供の意見〉・障がいがある友人もいる。・海外の人とも価値観を共有できる場があるとよい=多様性・学校でいじめられている子供にとって、安心して過ごせる場所があるとよい。〈子供の意見〉・色々な国の服装やその国を連想させる色・色々な国の髪型や髪色・その国を連想させる表情やポーズ〈意見反映後のキャッチコピー〉〈意見反映後のハンドブック案〉・障がいがある子・多様性・学校でない場所等を反映着色〈完成〉109②キャラクター作成・子供が「イラストシート」を使って、登場人物のイメージを検討し、イラストレーターが子供の意見を基にイラストを作成(年齢・性別・服装・髪色・季節・ポーズ等)Step5内容詳細検討①テキスト(文章)を検討・作成子供が各ページのテーマに沿って自分の経験を共有し、経験に基づいた文章をイラストレーターと協力して作成②キャッチコピーの検討・決定・「イラストは何となくペラペラめくってしまうから、ここだけは分かってほしい部分を1文入れられるとよい」との意見から、キャッチコピーを入れることに決定・子供がイラストレーターと協力して、各ページのテーマに沿ったキャッチコピー案を複数作成し、子供たちによる話し合いや投票で決定Step6デザイン詳細検討①各ページのデザイン詳細を決定・子供がデザイン詳細について議論Step7用紙、ハンドブックサイズの検討(※P.93掲載)〈意見反映後のテキスト(文章)〉私たちが集まっていると、邪魔に見られている気がする。公園も集まりにくいし、図書館の座席なども争奪戦だ。カラオケやファミレスもあるけど、居場所は買わないといけないの︖友達と自由に話したり1人で過ごせる場所がないってかなり窮屈。居場所も私の成長に必要なものだから。心地よく過ごせる場を自分たちで作っていこう。事例2︓事業の企画段階におけるヒアリング(東京都こども基本条例ハンドブック)

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