チルドレンファーストの社会の実現に向けた子供政策強化の方針2025
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411016874811237737813610201720182019小中学生女子高校生女子53212112812151811102022211096154202020212023(人)2324148(年)小中学生男子高校生男子学年が上がるにつれて、幸福度は低下傾向小学生(小3・小5)中学生(中2)高校生(17歳)WHO(2024年10月掲載記事)○世界的には10歳~19歳の7人に1人が精神疾患を経験○自殺は、15歳~29歳の死因の第3位○思春期のメンタルヘルス状態に対処しないと、その影響は成人期まで及び、身体的及び精神的健康が損なわれ、成人として充実した生活を送る機会が制限される子供の幸福度今の自分は幸せか東京都70.8%61.4%54.5%自殺者数の推移東京都69子供の精神的幸福度青少年の自殺の指標は、下から4番目に悪い状況○周産期に抑うつ(うつ症状)を経験する妊婦の多く(85%)は、既に妊娠前の思春期や成人期早期にメンタルヘルスの問題を経験○妊娠前の思春期や成人期早期にメンタルヘルス問題を抱えていた女子は、そうでない女子に比べ8.36倍も周産期にうつ症状を経験しやすい妊娠前の思春期からのメンタルヘルス支援や予防が重要【G7各国】メンタルヘルスに関する研究事例(オーストラリア)10歳~19歳の自殺による死亡率(資料)World Health OrganizationWebサイト「Mental health of adolescents」を基に作成(資料)東京都子供政策連携室「とうきょうこどもアンケート」2025年調査の速報値を基に作成(資料)厚生労働省自殺統計原票データ特別集計を基に作成(資料)UNICEF 「Child Well-Being in an Unpredictable 日本World Innocenti Report Card 19」を基に作成(資料)医学誌「The Lancet」(Volume386(2015))掲載論文「Prediction of perinatal depression from adolescence and before conception (VIHCS): 20-year prospective cohort study」(Prof George C Patton MD)を基に作成・自殺率・生活満足度39位/42か国21位/36か国日本(2021)アメリカ(2021)カナダ(2022)イギリス(2020)ドイツ(2020)フランス(2020)イタリア(2020)7.06.84.32.62.42.11.3※死亡率は、人口10万人当たりの死亡数(資料)厚生労働省「令和6年度自殺対策白書」を基に作成○思春期のメンタルヘルスは世界的にも深刻な課題○思春期のメンタルヘルス対策の重要性が増している新たなリーディングプロジェクト○思春期のメンタルヘルスが世界的に深刻な課題となる中、日本においては自殺率が高く、子供たちにとって重大な脅威○思春期におけるメンタルヘルスの増進は、成人期において充実した生活を送るための大切な基盤○未来を担う子供たちの誰もが将来に希望を抱くことのできる社会が実現できるよう、メンタルヘルス対策を強化していく政策強化の方向<想定テーマ>■■■○世界の中でも日本の青少年の自殺率は高い3736か国○思春期等のメンタルヘルスの問題は、成人期にも影響思春期の「メンタルヘルス」増進32位

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