こども未来アクション2025 資料編
43/110

•乳児と幼児では発達状況が大きく異なるため、児童の安全を確保し、個々の状況に応じた養育を行うため、幼児専用のユニットを設置するとともに、入所時の健康状態の確認、通院、児童の個別対応などを行う専任職員を加配し、乳児院での幼児の一時保護委託受入れを促進•東京都一時保護所の設備及び運営の基準に関する条例や、社会的養育推進計画で示した施策の方向を踏まえ、各施策を実現するための取組を具体化新新拡•シニア世代・シニア予備軍を様々な家事・養育等を担う人材として活用し、児童養護施設、自立援助ホーム、乳児院に対する地域の理解を深めるとともに、入所児支援を充実•社会的養護等の分野における新規採用者を対象に、代理返還のス•児童養護施設等の人材の確保と定着を図るため、施設等を運営する事業者が、職員用の宿舎を借り上げた場合に、借り上げ経費の一部を補助•児童養護施設が治療的・専門的ケアが実施できる体制を整備し、問題を有する児童の自立を促進する「専門機能強化型児童養護施設」の設置(位置づけ)を行い、問題を抱えた児童の入所の増加に対応するとともに、児童の自立を促進•乳児院に対して、通常の乳児院の職員配置に加え、治療的・専門的ケアが必要な児童及び保護者に対する手厚い支援ができる体制等を整備•都立児童養護施設において、虐待に起因する重篤な情緒・行動上の42キームを活用した奨学金返済を支援問題を抱える子に対して生活支援・医療・教育を一体的に提供する「連携型専門ケア機能」を実施児童養護施設等の体制を強化乳児院における一時保護委託の受入れを促進①一時保護所の日課と別に特別行事を実施する場合などに、人材派遣(保育士)による支援を実施②一時保護所のユニット化や個室化を想定するにあたっての課題整理や、順次、計画的に実施できるための工程案の策定を委託③一時保護委託児童の受入促進のため、民間児童養護施設の空きスペースを定員外の枠として一時保護委託専用スペースとして整備するための経費を支援④一時保護所で通学希望の児童を、都一時保護所から児童の原籍校まで民間事業者に移送業務を委託⑤一時保護所の入所時、入所後の生活等について、職員からの説明に加え、視覚的にも分かりやすい図・イラスト等を制作⑥一時保護所業務のDX化(勤務シフトのアプリ化、児童の見守り・安全確保体制強化にかかるシステム導入)を推進⑦施設の空き情報をタイムリーに見える化し、受入れ可能施設と入所を要する児童のマッチングを行うシステムを開設⑧社会的養護等の分野における新規採用者を対象に、代理返還のスキームを活用した奨学金返済を支援一時保護体制を強化⑩社会的養育

元のページ  ../index.html#43

このブックを見る