こども未来アクション2025 本編
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◼児童相談所が決定する措置等について、子供が考えを整理し、周りの大人に伝えることを支援する意見表明等支援員を、一部の一時保護所入所中、里親委託中、児童養護施設入所中の子供を対象にモデル導入拡新新◼「虐待」「いじめ」「体罰」等子供の権利に関する専門的な相談と権利侵害に具体的に対応するため、子供の権利擁護専門員が公正中立な立場から、事実関係の調査、関係機関等への助言・調整活動を実施◼区市町村における意見表明等支援事業、子供の権利や権利擁護の仕組みに関する周知及び啓発、子供の権利擁護機関の整備に係る費用の一部を補助することで、被措置児童等の権利擁護に関する取組を推進◼社会的養育推進計画に、子供の権利擁護の取組の評価のための指標を設定。指標に基づく評価を実施するため、被措置児童等を対象とした、子供の権利の理解度、意見表明やその支援体制に係る満足度等に関する調査を実施◼「東京都人権プラザ」において、ユース世代を対象に参加・体験・交流型の学習プログラム等を展開し、「インクルーシブ」な社会に導く・支える「人」を育成◼若年世代が人権を学ぶ基礎的な内容をベースに多様性を身近に【政策の柱1】誰一人取り残さない視点から、子供へのサポートを強化1子供の権利擁護専門相談3被措置児童等の権利擁護に関する調査1人権教育の推進◼幼児、児童・生徒が、人権尊重の理念を正しく理解し、互いに尊重し、支え合いながら生きることを学ぶとともに、思いやりの心や社会生活の基本ルールを身に付けることができるよう、人権教育を推進子供の権利擁護子供の健やかな成長を支援するため、権利侵害その他の不利益を受けた場合など子供の権利が守られていない場合には、専門的知見に基づいて適切かつ迅速に子供を助けられるよう、社会状況の変化に応じ、国、区市町村その他の関係機関と連携しながら子供の権利擁護の取組を進めていきます。【政策の柱2】子育て家庭に寄り添い、子供の育ちを支える環境を充実2体験型人権学習・研修の推進感じられる展示やアウトリーチ活動を展開人権啓発の推進【政策の柱3】2意見表明等支援4子供の権利擁護環境整備「東京型教育モデル」により、教育の質を向上【政策の柱4】多様な主体と連携し、子供の笑顔を育むアクションを展開ユース対象の「人権ディフェンダー」育成プログラム今後のアクション子供の権利擁護の推進

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