※実際の発言に基づいて記載★座談会の詳細は、“ヤングケアラーのひろば”にも掲載しています★135乳幼児期のケアと隣合せの生活を送る中で普段感じていることや経験したケアの内容等を共有することで、自身が新たな気づきを得るきっかけとしてもらうとともに、社会に伝えたいヤングケアラーの実情等についてメッセージをいただきました。ケアをして感じたこと、考えたこと、悩んだこと社会に伝えたいこと第1部経験談の共有・社会へのメッセージ子育てのつながり子育ち学齢期の子育ち学校の居心地向上「体験活動」「遊び」のの推進第2部行政の取組についての意見事故から推進守る能動的に取りに行くのではなく、受動的に向き合える環境になってほしいヤングヤングケアラーケアラー日本語を母語としない子供ユースヘルスケア一番困ったのは、支援を受ける側が、介護サービスの利用を嫌がったこと健康的で強い人だった母が弱っていくのを受け入れられなくて、また近隣に噂が広まるのも嫌で、当時は誰にも相談できなかった少しでも悩んだら誰かに助けを求めてほしい認知症の父を介護されていた経験をお持ちのハリー杉山さんを交え、座談会を開催しました。ヤングケアラーは、家族が大好きで、家族のことを思って、ケアやお世話をしているので、可哀想…と思わないでほしいヤングケアラーは十人十色。私たちが抱えている問題は、一つの方法で解決するものではなく、それぞれ全く別のプロセスがある都をはじめとする行政に今後期待することについて、当事者の立場から意見をいただきました。支援・サービスの情報を、当事者一人ひとりが「家族の介護力の一員」としてではなく、「私本人」を見る視点を持ってほしい「自分は支援を受けるほど弱っていない」という方やご家族も多いので、心の支えを増やすような、心に焦点を当てた支援に力を入れてほしい「誰もが声を挙げやすい社会」も必要ですが、トラウマがあったりすると声を挙げられない人もいるので、一人ひとりの特性に応じて利用できる支援や制度の充実が必要ヤングケアラー座談会これまでのアクションヤングケアラー当事者を対象とした座談会を開催︕2024年12月1日に、ヤングケアラー・元ヤングケアラー5名にお集まりいただき、御自身もパーキンソン病・
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