•窒息など重症化しやすい事故が発生しているものの、•乳幼児期の救急搬送データから子供(0~18歳)の睡眠中の事故について傾向を分析重症事例の割合が高い睡眠環境における事故をテーマにした背景提言科学的手法を基に、提言をとりまとめ分析・調査・研究の結果を踏まえ、事故予防につながる解決方法や安全対策を提言していきます!統計分析子育てのつながり子育ち学齢期の子育ち子供が寝ている間に怪我をした・しそうになった経験がある窒息等の発生年齢(1歳半未満が占める割合)学校の居心地向上「体験活動」「遊び」のの推進Step2では把握困難な事故原因等について保護者へのヒアリングを実施Step 3インタビュー調査保護者に確認できた事故、ヒヤリ・ハットの状況・ベッド上を約195㎝移動して転落した(生後8か月) ・10㎝程度の大きさのぬいぐるみが顔を覆い、息苦しそうにしていた(1歳半頃)・隣接する棚とベッドとの隙間約20㎝に挟まっていた(1歳頃)推進Step1~3を踏まえ、乳幼児を一晩モニタリングし行動分析するとともに、寝具やその周囲の状況について情報・データを収集し分析事故から事故から守る守る特徴提言に至るまでのフローStep 4研究ヤングケアラー日本語を母語としない子供Step4研究寝ている間の子供の動きや動作範囲等を計測し、これらのデータを3D解析使用している寝具の弾力性など、睡眠時の環境についてのエビデンスを収集ユースヘルスケア提言(資料)日常生活での事故による救急搬送に係るデータ(東京消防庁提供)を 基に作成※対象期間:2019年から2022年まで・発生件数が上位の事故の中で、「転落」が最多。次いで「家族・動物等からの受傷」「絡まり・挟まり・ねじれ等による受傷」 の順・「窒息・窒息の疑い」は、死亡・重篤・軽症中等症重症重篤死亡転落窒息絡まり等家族等窒息疑いからの受傷うつ伏せ寝や、ベッドとベッドガードとの間に挟まれる等により、睡眠中に死亡する事故が毎年のように発生している。大半が保護者等の眠っている間の事故であるため、発生時の詳細な状況が判明していないケースが多い。熱中症アンケート調査Step 2Step1の傾向を基に、保護者を 対象にWebアンケート調査を実施経験あり経験なし・覚えていない1歳半未満1歳半~6歳・覚えていない睡眠時の子供の行動特性や寝室・寝具等の睡眠時の環境についてのエビデンスを収集し、分析計測器の針が寝具に触れると窒息リスクあり・月齢3か月~1歳6か月未満の乳幼児17名のモニタリングを実施・37の家庭への訪問調査を実施し、寝具の弾力性(硬さ)やベッドと壁等との隙間を計測・撮影センシング技術の活用により、睡眠中の動作範囲等を計測弾力性計測器ベッドと壁等との隙間を計測100%75%50%25%0%Step 1約31% 約53% Step1Step2アンケート統計分析Step3インタビュー調査調査これまでのアクション「睡眠環境における事故」をテーマに、エビデンス・ベースの事故予防策(提言)の取りまとめを進めています!セーフティ・レビュー事業
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