こども未来アクション2024
323/340

新新新•就労や進学を目指す生徒に対して民間やNPO等を活用した就労等支援を実施し、個人の適性や能力に応じた就労等を実現できるよう新たに取り組んでいくことで、これまでの自立支援に加え、就労や進学に必要な具体的スキルを身に付けさせ進路につなげる新たな仕組みを構築•全ての都立高校において、通級による指導の仕組みを導入(民間事業者と連携して外部人材を活用し、高校の教員とのティームティーチングによる指導体制)し、対象となる発達障害等のある生徒がいる場合に指導を実施•発達障害のある児童・生徒への対応として、巡回指導教員等と連携して特別支援教室の円滑な運営に必要な業務を行う特別支援教室専門員を、特別支援教室を導入する小・中学校1校当たり1名配置•都立高校等における発達障害のある生徒に対して、障害の状態に応じた指導・支援を実施するため、土曜日等の教育課程外で、かつ、学校外で民間のノウハウを活用しながらソーシャルスキルの学習等の特別な指導・支援を実施•都立知的障害特別支援学校の在籍者数の増加に適切に対応するため、知的障害教育部門高等部を設置する学校として八王子南特別支援学校を新設•肢体不自由の特別支援学校スクールバスの小型化による増車やコース設定の工夫により、通学負担を軽減•知的障害特別支援学校高等部の就業技術科及び職能開発科について、授業内容や卒業後の進路等の学科特色を公立中学校等の生徒・保護者・教員等に対して分かりやすく周知することで、中学校卒業後の適切な進路選択を支援•ろう学校において、遠隔手話通訳が利用者の自己負担なく利用可能となるように、タブレット端末とインターネット環境を配備•盲学校4校に、物体を造形できる3Dプリンターを導入するとともに、3Dプリンターの活用を支援•盲ろう重複障害児が在籍する学校に外部専門家を招聘し、専門家と連携した指導を実施•デフリンピックへの出場を目指すアスリートをろう学校に招聘し、聴覚障害者スポーツへの理解・関心を高めるため、競技実演や体験、講演を実施•外部講師を招聘した特別授業を実施し、国際手話や各国の手話を学び、国際理解教育をより一層推進•在籍する全ての児童・生徒が様々なパラリンピック・デフリンピック競技の実践を通じて自身の障害を理解し、生涯に渡り心身の健康と豊かなスポーツライフを送れるよう、障害者スポーツ教育の環境整備を推進•特別支援学校において、医療的ケア児の保護者付き添い期間を短縮するため、就学前に医療的ケアに携わった訪問看護師等が入学後に学校看護師に対して、医療的に正確な手技等の実施を引き継ぎ③誰一人取り残さないきめ細かな教育障害のある生徒への支援の充実

元のページ  ../index.html#323

このブックを見る