•いじめなどの悩みを抱える児童・生徒の支援のため、小・中学校における•生徒等に係る事件・事故が発生した際の学校への緊急支援•いじめへの対応については、日常的に未然防止に取り組むとともに、早期発見・早期対応を基本とし、各種の取組を展開①2021年2月に策定された「いじめ総合対策【第2次・一部改定】」の各学校等における取組の推進状況や課題等について、不断に検証、評価し、改善を実施②教育委員会の附属機関である「東京都教育委員会いじめ問題対策委員会」における審議を通して、都及び区市町村の教育委員会並びに公立学校のいじめの未然防止、いじめの早期発見及びいじめへの対処のための対策をより一層推進③年度の初め等に、スクールカウンセラーによる、小学校第5学年、中学校第1学年、高等学校第1学年を対象とした全員面接を実施し、児童・生徒が躊躇することなくスクールカウンセラーに相談できる環境をつくるとともに、いじめの未然防止や早期発見を推進④全公立学校に設置された学校サポートチームを有効に活用し、各学校における外部の関係機関等との連携によるいじめ問題の解決を推進•子供自身が、いじめ問題について考え行動できるようにするための取組の一つとして「高校生いじめ防止協議会」を設置いじめ問題の当事者である子供たちが、自分たち・学校・社会に対して必要な取組を考え、東京都教育委員会いじめ問題対策委員会へ提案いじめ総合対策の推進高校生いじめ防止協議会①いじめ対策スクールソーシャルワーカーの配置を推進•いじめや不登校等の未然防止、改善及び解決並びに学校内の教育相談体制の充実等を図るため、児童・生徒の心理に関して高度に専門的な経験を有する者をスクールカウンセラーとして配置•都立学校における、スクールカウンセラーを活用した学校教育相談体制について、より一層の機能強化を図ることを目的として、シニア・スクールカウンセラーを配置•教職員等からの児童・生徒の理解と対応、学校の教育相談体制づくり等に関わる相談に電話等で対応•教職員等の教育相談に係る資質向上のための研修や事例検討会への参加、学校教育相談体制への助言等を学校訪問により対応•児童・生徒の問題行動の未然防止や解決を図るため、東京都いじめ相談ホットラインの周知を推進するとともに、学校・保護者・地域・児童相談所等の関係機関等の連携・協力により問題解決体制を強化子供が主体的に行動しようとする意識や態度の育成•子供がいじめについて相談することや、SNSに関するトラブルについて考えるためのウェブサイトとして開設したいじめ等防止のスマートフォン用アプリ・情報サイト「考えよう!いじめ・SNS@Tokyo」による意識啓発を推進学校内の教育相談体制の充実児童・生徒の問題行動への対策の実施政策の柱1誰一人取り残さない視点から、子供へのサポートを強化
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