こども未来アクション2024
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ホームページのステートメント(ユーザーへのメッセージ)にユースの声やアイデアを盛り込みました。2023年9月に、都立多摩高校で「中高生に伝わるユースヘルスケア情報の発信」をテーマに出前授業を行い、3年生の皆さんから意見を聴きました。自分たちが普段どのように情報収集するかを振り返りながら、10代に効果的な広報手法をグループで検討しました。生徒の皆さんからは、「チラシのように実物があると絶対に目に入る」「好きなタレントやキャラクターが出ている広告だと、見てみようと思う」といった意見が挙がりました。先生からは、「どのクラスも積極的に意見が交わされ、多様な生徒の意見を聞くことができました」「生徒の表現力や協働性を育む機会になりました」といった講評をいただきました。どんなユースにも寄り添うホームページだと伝わる文にしたい-ひとりひとりに寄り添う気持ちを込めて、ユーザーへの呼びかけは「みなさん」ではなく「あなた」にしよう1画面に収まるようにしたい。でも自分と向き合いながら読めるように余白も残したいー文字数はコンパクトにしつつ、行間を大きく取って余白を作ろう乳幼児期の子育ちベータ版作成段階~ステートメントの考案~子育てのつながり遊びの推進事故から守るヤングケアラー【ワークショップに参加したメンバーの声】日本語を母語としない子供ユースユースヘルスケアヘルスケア学齢期の子育ちワークショップベータ版の作成段階から正式版公開後までの間に計3回ワークショップを開催しました。ベータ版作成段階では、ユースの心の拠り所となるような、ホームページのステートメントを考案しました。正式版公開後には、複数の記事を読んでもらう仕掛けとして、記事に付ける「#タグ」に入れる言葉を検討しました。また、どんな機能があったらもっと見やすくなるか、今後に向けた更なる改善点についても意見を聴きました。ワークショップに参加したメンバーからは、「自分たちの意見が東京都の事業に役立っているのが嬉しい」「ユースの意見をもとにしてできたホームページだから頼りになる」といった感想をいただきました。出前授業~都立多摩高等学校~これまでのアクション・ユースの意見反映の取組

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