4200……8合計特殊出生率とは・・・女性1人が一生に出産する子供の数を示したもの(15~49歳までの女性の年齢別出生率を合計した値)15~49歳の母の出生数15~49歳の女性の人口視点①:婚姻率5.54.3東京都の婚姻率は全国1位様々な指標を調べて、少子化の現状についての理解が深まりました。やはり多面的に見ていくことが大切ですね。女性人口の減少・増加合計特殊出生率(全国)出生数(全国)A県B県視点②:生まれる子供の数出生数で比べると、全国の減少率は東京都よりもはるかに大きい全国X県Y県合計特殊出生率は同じ数値ですが、出生数は約3割も減少していますね。単純に比較することに意味はありません。東京都は全国と比べ、結婚をしている女性が産む子供の数は多い-5.6200520221.261.26106万人77万人約3割減少2005年~2022年の出生数の減少率(都道府県比較)-15.6 -17.2 -27.5-44.6-45.1-48.174.972.9~20代30代40代6.350.218.4~20代30代40代4.324.943.7(資料)厚生労働省「人口動態調査」を基に作成都道府県ごとに見てみると合計特殊出生率だけでは少子化の状況を正しく理解することはできませんね。別の視点からも少子化の様子を見てみます!少子化は全国的に進んでいます。国が国家的視点で責任を持って進めていくことに加え、地域の特性を踏まえた取組を講じることが重要ですね。合計特殊出生率は少子化の度合いを測る指標の一つですが、分母の女性人口が自治体間で移動することによっても率は変動します。そのため、進学や就職で多くの人が移動する都道府県間で合計特殊出生率を視点③:結婚をしている女性が産む子供の数(有配偶出生率)(‰)Z県(資料)総務省「国勢調査」、 厚生労働省「人口動態調査」及び 東京都「人口動態統計」を基に作成(‰)6-20-40-60(資料)厚生労働省「人口動態調査」を基に作成(%)東京都76747270婚姻率(全国・都)(2020年)東京都全国人口千人当たりの婚姻数は東京都が全国第1位です。東京都が出会いの場となっていると言えますね。有配偶出生率(全国・都)東京都年代ごとの内訳をみると、20代は全国より下回っているけど、30代、40代で出産している女性が多いのが東京都の特徴ですね。(2020年)全国(年代ごとの内訳)<イメージ>~少子化に関する様々な指標について考察してみよう~
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