東京都の少子化対策2025
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➢女性の就業率「M字カーブ」はおおむね解消したが、正規雇用比率は➢第3号被保険者の4分の3以上が「年収の壁」を意識している➢30~34歳の男性について、正社員は配偶者のいる割合が➢子育てする上では、長時間労働や不安定な仕事・収入に加え、➢収入が低い層ほど子供の数が少なく、減少率も高い◼既に「壁」を超えて働いている◼意識して「壁」・扶養の範囲内で働いている◼意識したことはないが、「壁」・扶養内の範囲内で他の雇用形態に比べて高い分野ごとの分析と取組強化の視点男性の従業上の地位、雇用形態別有配偶率(全国)40代男性の子供数の推移(全国、年収別)女性の年齢階級別正規雇用比率(都)子育てする上で、仕事・働き方での課題(都)「年収の壁」に対する意識(都)(第3号被保険者)3.9%18.8%77.3%33.9%31.4%29.3%27.8%25.6%就労環境・職場環境6.7%2.3%1.7%27.4%9.6%6.2%56.2%20.0%13.0%2.52.102.01.791.741.51.00.50.0※数値は、未婚でない者の割合(資料)総務省「令和4年就業構造基本調査」を基に作成(資料)東京大学「我が国における子供の数と学歴・収入の関係全国調査から明らかになる少子化の実態」の研究25~29歳1956~60(生まれ年)1961~6530~34歳1966~701971~7520代後半をピークに右肩下がりの「L字カーブ」の傾向柔軟な働き方が困難であることなど、多くの課題がある12労働時間が長い仕事・収入が安定していない場所にとらわれない働き方が難しい(テレワーク等)時間にとらわれない働き方が難しい子供にかかわる突発的な事情での休暇が取りにくい※複数回答、上位抜粋100%53.480%60%40%20%21.20%(資料)東京都「東京の労働力(労働力調査結果)令和5年平均」を基に作成(資料)東京都「令和6年度若年層及び子育て世代を対象とした意識調査」を基に作成15~2425~3435~4445~54就業率正規雇用比率85.378.979.262.643.634.955~6465~(歳)働いている※調査対象は女性パートタイム労働者(既婚・都内在勤)(資料)東京都「令和5年度政策調査」を基に作成69.419.723.22.6少子化の現状と取組の概要60%50%40%30%20%10%0%1.60(▲24%)1.17(▲35%)0.73(▲58%)正規の職員・従業員非正規の職員・従業員非正規の職員・従業員のうちパート・アルバイト20~24歳(人)300万円未満300万円~600万円未満600万円以上1943~471948~52を基に作成若年層や子育て世帯が将来展望を描ける就労・職場環境を整備収入・雇用形態は結婚や出産に影響育児と仕事を両立できる環境の整備が必要

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