少子化対策の推進に向けた論点整理 2024
5/60

社会経済の存立基盤を揺るがす少子化は、我が国全体で急激に進行しているその要因は、「婚姻数の減少」と「夫婦が持つ子供の数の減少」に大別される都は、社会経済状況や都民ニーズなどの変化も踏まえつつ、望む人が結婚し、子供を産み育てやすい社会の実現に向け、結婚を望んでも、具体的な行動につなげられない安心して妊娠・出産できる環境にない経済的・精神的負担など、子育てに際して抱える不安が大きい子育てしやすい就労・職場環境ではない子供を産み育てやすい社会と思えない4少子化の背景には、社会のファンダメンタルズに起因する様々な要素が複合的に絡み合っている多様な価値観や考え方を尊重しながら、多面的な取組を推進していく必要がある社会的な人口動態若者が抱く将来への展望所得や雇用への不安が大きく、将来にわたる展望を描けない日本全体の社会経済状況ニーズや価値観の変容少子化の背景と要因婚姻数の減少少子化の進行夫婦が持つ子供の数の減少

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る