少子化対策の推進に向けた論点整理 2024
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保育所等を利用しない児童は0歳で7割、2歳でも3割を超える事情・時間帯を問わず預かってくれるサービスが必要子育て世帯の7割以上が悩みを抱えており、その内容にはしつけ子供家庭支援センターなどでの相談支援、一時預かりなど、共働きの多い地域では保育所の拡充、パート勤めや専業主婦が多い地域の若い夫婦に支援をするNPO等の取組に対して補助するのも夫が単身赴任で、ワンオペで大変(女性40代・既婚)近くに親が住んでいない人に子供をもう少しケアしてくれるところがあると、あと何人か子供を産めるかもしれないと思う(男性40代・既婚)の仕方等の子供との向き合い方に関する不安が多い子育て家庭を地域で支える仕組みの充実が求められている100%80%60%73.8%40%20%0%0歳認可・認証保育所幼稚園認定こども園その他保育家庭等(資料)東京都「東京都子供・子育て支援総合計画(第2期)(中間見直し版)」を基に作成地域には孤立防止支援や在宅支援等、地域に応じた支援が重要一つの手段175.5%24.1%45.1%33.6%33.4%33.0%26.6%41.2%35.1%32.4%31.1%25.1%24.2%54.3%60.2%56.8%53.3%5.0%39.4%33.3%35.4%41.3%1歳2歳3歳2.7%4歳以上(資料)東京都「令和4年度東京都福祉保健基礎調査『東京の子供と家庭』」を基に作成58.2%7.0%5.0%3.0%2.8%いつも感じる(資料)文部科学省「令和5年度家庭教育の総合的推進に関する調査研究(家庭教育についての保護者へのアンケート調査)」を基に作成(資料)東京都「令和6年度若年層及び子育て世代を対象とした意識調査」を基に作成子育て家庭を地域で支える仕組みとサービスの充実(子供家庭支援センターなどでの相談支援、一時預かりなど)小児・母子医療体制の整備(休日・夜間における小児診療体制の整備など)ライフスタイルや就業形態の多様化に応じた様々な保育サービス(夜間保育、延長保育、学童クラブなど)待機児童対策・保育サービスの拡充保育サービスの質の向上(保育従事職員への研修、保育人材の確保・育成など)時々感じるあまり感じない全く感じない子供の行動、気持ちがわからないしつけの仕方がわからない子供の健康や発達について悩みや不安がある子供の生活習慣の乱れについて悩みや不安がある子育てをする上で経済的に厳しい※複数回答、上位抜粋※複数回答、上位抜粋※複数回答、上位抜粋あれば良いサービス(都)悩みや不安を感じる割合(全国)16.1%54.2%子供・子育て支援の施策として充実して欲しいと思うもの(都、子育て世帯のみ)70.3%不安や悩みの内容(全国)~グループインタビュー時の意見~有識者の意見教育・保育施設等の年齢別利用状況(都)養育者自身で日中も子育てを行う世帯に家庭の事情・時間帯を問わず、利用したいときに預かってくれる家事・育児負担を軽減してくれる代行サービス特に必要ない子供が小学生にあがるまでの間、継続して利用できる相談先がある親同士が交流できる環境がある論点③:子育て期を通じた支援の充実子育て家庭の悩みや不安を取り除く取組が必要子育て世帯は様々な悩みを抱えている0-2歳までは家庭で育つ児童も多い

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