不妊を心配する夫婦の割合は増加しており、2021年調査では出産費用の軽減や産後ケアの充実、不妊・不育症の検査・治療等、生殖補助医療に取り組む女性は、仕事との両立に困難を抱えており、妊娠に関わる費用に不安がある(男性30代・既婚)地方と比べると東京は出産費用が高い。行政からの補助出産費用について、東京都は全国で唯一60万円を超えている都道府県別にみて最も低い熊本県との差は約24万円晩産化が緩やかに進んでおり、不妊治療など生殖補助医療について(資料)東京都「令和6年度若年層及び子育て世代を対象とした意識調査」を基に作成(円)600,000450,000300,000150,000※室料差額等を除く(資料)厚生労働省「第167回社会保障審議会医療保険部会資料(【資料2】出産費用の見える化等について)」を基に作成経済面から身体面・精神面まで幅広い支援が求められている39.2%にのぼる~グループインタビュー時の意見~サポートしていく必要ここのケアが大事16があっても、自己負担額があった(男性30代・既婚)31.1%26.1%25.8%039.4%39.1%33.1%30.8%30.5%50%40%30%20%10%0%16.2%16.4%20.9%20152021金銭給付など、子育て世帯に対する手当・補助金の拡充出産費用の軽減や産後ケアの充実など、出産等の負担軽減賃上げや正社員への転換支援など、安定した収入の実現不妊・不育症の検査・治療に関する支援保育所の整備や一時預かりなど、保育サービスの充実※複数回答、上位抜粋244,077361,184熊本県(資料)国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査(2021年)」を基に作成検査・治療経験なし検査・治療経験不詳過去に検査・治療経験あり(検査・治療中を除く)検査・治療中望む人が結婚・妊娠・出産・子育てしやすい社会の実現のために有効だと思う取組(都)正常分娩都道府県別出産費用(2022年度・平均値)122,967482,294全国平均605,261東京都有識者の意見不妊について心配したことのある夫婦の割合と検査・治療経験(全国)14.5%13.0%12.1%11.5%12.1%14.9%16.4%20022005201039.2%35.0%論点②:安心して妊娠・出産できる環境づくり妊娠・出産にあたっては様々な不安がある出産の経済的負担は大きい不妊について心配した夫婦は3組に1組以上
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