少子化対策の推進に向けた論点整理 2024
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長期トレンドで見ると、婚姻件数の減少に応じて、出生数も減少近年、コロナ禍においても、婚姻件数・出生数がともに減少生涯未婚割合は、全国・都ともに、1990年以降大幅に上昇都では、50歳時点で、男性の約3人に1人、女性の約4人に平均初婚年齢は全国・都ともに、2010年以降30歳前後で高止まり日本の少子化の大きな要因は未婚化・非婚化全国レベルで結婚行動と夫婦の出生力の要因を分析した結果、結婚506201人が結婚経験がない行動の変化が出生率低下に大きく寄与1035%30%25%20%15%10%5%0%(資料)国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集2024」を基に作成(歳)3331292725231970※2023年については概数(資料)厚生労働省「人口動態調査」を基に作成19902000909520000520102020都(夫)全国(夫)都(妻)全国(妻)1015202532.2%28.3%23.8%2017.8%151032.3歳31.1歳30.7歳197029.7歳758085909520000516出生数婚姻件数14121010152023都(男)全国(男)都(女)全国(女)19701980758085(出生数・万人)232,695人(1971年)147,155件(1971年)※2023年については概数(資料)厚生労働省「人口動態調査」及び東京都「人口動態統計」を基に作成23(婚姻件数・万件)コロナ禍(2020-23)71,771件(2023年)886,347人(2023年)424.9歳27.5歳26.9歳24.2歳50歳時の未婚割合(生涯未婚率)の推移(全国・都)平均初婚年齢の推移(全国・都)有識者の意見婚姻件数と出生数の推移(都)▲51%▲63%少子化の概況社会経済状況や価値観等の変化に伴い、未婚化・晩婚化が進展生涯未婚割合は大きく上昇平均初婚年齢は高止まり傾向婚姻件数と出生数は連動して推移

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